引越しの見積もりは、電話でも可能です。
引越しの見積もりは、従来ここの業者を自宅に呼んで荷物の量を査定してもらい見積り金額を提示してもらっていましたが、先に入った業者が即決してもらおうと長時間居座ることから相見積もりを嫌う消費者も多くいました。現在では引越し見積りは、一度必要な事項をフォーマットに入力するだけで複数の業者から見積もり金額を提示してもらうことが可能となっており、荷物が少量の場合には実際に自宅へ来ることなく電話で済ましてしまう業者も少なくありません。消費者としては、引越し前の散らかった自宅の中を他人に見せる必要がなくとても便利なように思えますが、実際に荷物を見てもらわないと当日トラックに荷物が全て積みきれないこともあり大変なことになります。
正直、営業マンの荷物量の判断ミスであれば、他の車両やピストン搬送で積めなかった荷物を運んでもらうことが可能ですが、電話で済ましてしまった場合や聞いてない荷物が積めなかった場合には有料とする業者もあります。引越し業界は、年度末や年末の繁忙期と梅雨時の閑散期との差が非常に大きな業界であり、極端な言い方をすれば繁忙期で一年分の収益を得て閑散期を乗り切っている業界とも言えます。そのため、特に繁忙期に荷物がこぼれてしまった場合には、自社トラックで運営している場合には当日にトラックの都合がつかない場合もあり、後日配送となってしまい大事な荷物を紛失してしまう可能性も非常に高いトラブルです。可能ならば、電話で済ませず、しっかりと自宅に来てもらい荷物を見てもらったほうが安全です。